漏洩点検

フロン排出抑制法

当方業務の一つに漏洩点検があります。

f:id:reisetsuya:20210502053050j:plain

庫内クーラー漏洩点検中

平成27年にフロン排出抑制法が施行され、機器の定期点検には「十分な知見を有する者」の実施が定められています。その「十分な知見を有する者」として「冷媒フロン類取扱技術者」等が存在しています。

圧縮機に用いられる電動機の定格出力が7.5kw以上の冷凍・冷蔵機器は1年に一回以上、「専門的な知見を有する者」による定期点検を実施すること。と、定められています。

 まずは、機器を目視とガス漏れ検知器(現場用語:ガス検)を使用してチェックします。漏洩発見までの手順としては…

①目視点検(オイルの漏れやにじみを発見する)

②ガス検を使用して反応の有無を確認する

③ガス検反応箇所付近に石けん水又はリークチェックスプレーを吹き付ける

f:id:reisetsuya:20210504050920j:plain

フレア接手から漏洩あり

先日の定期点検で発見したのは・・・

エコノマイザー用膨張弁出口銅管フレア接手からの漏洩です。床面にオイルのシミ等はありませんでしたが、ガス検で反応があった為、スプレーしたところ泡が発生してきました。機器の振動や、配管支持の不足等が原因でフレア部から漏洩してくることは多いようです。

まずは・・・増し締めしてみます。

f:id:reisetsuya:20210429053018j:plain

が、しかし・・・

止まりませんでした。お客さんに連絡後、銅管を作製し交換しました。

 

発泡ウレタンに反応??

よく戸惑うのが、ガス検が漏洩したフロンに反応するのではなく、関係のないものに反応してしまうことがあり、代表例は断熱材の発砲ウレタン。昔は硬質ウレタンフォームの発泡剤としてフロンが使用されていたらしく、築30年以上経過しているような工場でガス検する場合なんかは、注意が必要ですね。